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January 09, 2007

明けましておめでとうございます

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ここロンドンでは、お屠蘇気分はあっという間に消えていく。
何しろ仕事始めが1月2日だ。とは言うものの、我が家は
渡英後初のお正月を日本に帰国して過ごした為、
年始は有休を取って1月4日から出社した。
紅白にお節に初詣。実家では大雪に見舞われ、息子は大興奮。
日本の良さを再認識し、充実したお正月を過ごすことができ、
家族全員大満足。
こうして穏やかな新年を迎えた我が家であったが、昨年末の忙しさは
今思い出しても 遠い目になってしまう。

連日のパーティーに飲み会。よく内臓が持ちこたえてくれた。
その数々のパーティーのうちの一つに社内のクリスマスパーティーがあった。
このパーティーは我が家にとって始めての「夫婦同伴のパーティー」であった。
駐在するとこのような機会があると聞いてはいたが、
その機会は案外早くやってきた。私は「行く行く」と幹事に二つ返事であったが
妻に「行くよね」と尋ねたところ・・・そこから妻の一大事が始まった(らしい。)

まずは4歳の息子をどうするのか。今まで夜親から離れて寝たことなど一度も無い。
幸い近所に住む先輩がよく頼んでいるという日本人のシッターさんが
3家族、計4人の子供たちを一緒に見てくれることになり 一件落着。
別れる時はエビ反りで号泣の息子であったが、夜中1時に迎えに行った時には
ぐっすり熟睡。後日感想を尋ねたら「みんなで寝て楽しかったよ」と余裕の発言。
しかしこんな事はもう二度と真っ平ごめんだ、というのが本当のところであろう。

そして妻。洋の東西を問わず女性がパーティーに出席するとなれば
その最大の関心ごとはズバリ「ファッション」である。「である」などと偉そうに書いているが
幹事に二つ返事の時点では、私の頭の中には 妻の衣装のことなど
これっぽっちも浮かんではこなかった。
妻にパーティーのことを伝えてそこで初めて「で、みんな何着ていくの?」と質問されるも
どうも私の答えが的を得ていなかったらしい。
英会話の先生にも尋ねてみたようだが「パーティーには肩を出すドレスよ!
ミニかロングのどちらかね」などと言われ、妻は考えた。
肩を出すドレスなど持っていない。買いに行ったところできっとサイズが無いだろう。
(妻は・・・小さい。)
結局彼女は着物で出席した。自分で着たのだが、実はこの着付け
海外赴任が決まってから渡英するまでの数ヶ月間で、
気合で習得したようなもの。「付け焼刃」とは正にこの事である。
「途中で帯が解けて”あ~~れ~~~”とクルクル回ってしまうかもしれない」と
恐ろしいことを言っていたが、何とか最後まで回らずに済んだ。
あれだけ悩んでおきながら早くも来年が待ち遠しいなどと言っている。

今年も、海外赴任している時にしか体験できないことを
たくさん見つけて、充実した1年にしたいものです。
(ブログも充実させるべく・・・心入れ替えてがんばります。)

本年もブログにお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます。

投稿者 lib : January 9, 2007 03:16 PM

コメント

きものは実に便利ですね。美しいし。外国では珍しいし・・。

投稿者 buon giorno : January 13, 2007 08:47 AM

そうですね。
誰や彼やに(着物を)褒めてもらい
妻はかなりいい気分になったようです。

投稿者 トップハム : January 23, 2007 02:21 PM

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