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March 07, 2007

クィーン

darling.gif
会社で音楽の話をしていた。若者というか音楽に興味がない彼女が言った。
「クィーンって誰ですか?」
「えっ!?知らないの???」
ショック!!
あの不滅のロックグループを知らないで英国に住んでいるとは、、時代も変わった。
トッテナムコートロードにあるドミニオンシアターの入り口の像が、誰かなんて知りたくもないんだろうな。
ロングランになっている「We will rock you」は、何のミュージーカルかも知らないんだろうなー。

思えば、10代の時、クィーンの音楽は当たり前の用にラジオから流れていた。
テレビでみるフレディは、いつも奇抜で、でもいつも気になっていた。
ゲイという言葉も知らなかったので、彼の存在がよくわからなかったけど、
ただ者ではないという強烈な磁石で吸い寄せられていた。
でも、ただ、末端のファンとして音楽を聴いて楽しんでいただけ。
なぜか、いまでも落ち込んだとき、元気になりたい時の音楽は、クィーンの曲を聴く。

しかし、不純な動機で「We will rock you」のミュージーカルに、ハマっていた時期があった。
主役のガリレオ役 (初期の役者トニー・ビンセント)が、ちょっといい男だった。
クィーンの正真正銘のファンの友人Mさんと私は、1年間に6-8回も見ることになった。
それもいつも最前列の席のみ。
裏返る高音の声といいゲイぽい彼の魅力は、もう、ヨン様を慕うおばさまのよう。
ある日、意を決して花束を渡すことにした。
しかし、タイミングをはずした。
握手をしてもらおうとした計画は、見事にはずれたが、
花束を渡した瞬間、彼も握手のタイミングをはずしたことをわかり、ゴメンね。と目で言った。
たぶん。そう。(いまだに勝手にそう思っている)
まるで女子高生のような気分だった。いい時期だったな。うーん。
しかし、これも数年前のこと。

最近なにかの話で、ついダーリンに話したら、
「え、花束なんて僕はいまだにもらったことがないぞ。」とちょっとふくれていた。
あっ、いけない。ごめんね。ダーリン。でもこれは、違う気持ちなのよ。
彼は、スターだし、、、、といい訳がましい私。
どうも女は、口が軽いのだろうか、秘密を最後迄持ちきれないらしい。

最近のビンセント君は、何処で何をしているのでしょう。ご存知の方、お教えください。

投稿者 lib : March 7, 2007 10:01 AM

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