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April 25, 2007
ブロードバンドシステムダウン & スピーチセラピー
プロバイダーのシステムダウンとのことで、まる2日インターネットに繋げなくなってしまった。
プロバイダーに電話をすると、
「ただいまシステムダウンのため繋げなくなっています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。これ以上の情報はこちらでは分からなくなっております。」
と、「クレーム回答集」を棒読みしているような答え。
おまけにどこのアクセントか知らないが非常に分かりにくく、何度も聞きなおさなければならなかった。
聞きなおす度に同じ事を言っていることは分かるが、内容がわからない(涙)
ようやく意味がわかり、こちらが何か言っても
「ただいまシステムダウンのため(以下同文)」
と繰り返すだけで、
「いつ復旧するの?ところで問い合わせはこの番号でいいの?」
などと想定外の質問をしようものなら
「・・・・・・・」
と30秒ほどの沈黙の後、
「ただいまシステムダウンのため(以下同文)」
と糠に釘で、らちが明かない。
こういう時、下手に状況説明できるオペレーターだとかえってユーザーの怒りをまともに受け止める結果になってしまうので、わざと誰も聞いたことのないアクセントを話す、何も事情がわからない(つまり使えない)人員を配置して、こちらの戦意を喪失させる作戦だろうか・・・。
まあそれでなくても、こんな時は下手に怒ったり、他に電話をかけても労力の無駄になることは経験でわかっているので(「電話会社との仁義なき戦い」参照)大人しく復旧を待つことにする。
幸い、急ぎでしなくてはいけないことはこのブログの更新くらいだったし(毎週心待ちにしている方もいないと思うので)悟りの心境で心静かに待っていると、先ほどやっと復旧したようだった。
こんなことが日常的に起きる国、イギリス。関係者の方にはご迷惑かけました。
そしてもう一つの話題、長らく忘れていたスピーチセラピーに、また行く事になってしまった。
息子は彼なりの言葉の発達を見せているし、他の子(特に両親がネイティブの女の子などはすごく喋りが上手)より下手だとはいえ、私自身は全く心配していなかった。
しかしある日、幼稚園に迎えに行くと、先生が
「聴力の検査をした方がいいんじゃないかしら・・・・」
と遠慮がちに言ってきた。
息子の言葉の遅れの事を心配しているのだな、とは思ったが、彼は蚊の飛ぶ音も聞き分ける耳の良さなので
「聴力には何の問題もないと思いますけど・・・。まあちょっと様子をみます」
とのらりくらりと返事をし、そのままにしておいた。
数週間後、他の先生に
「聴力検査には行った?」
とまた聞かれてしまったので、聴力には問題がないと思っていることを伝えたが、もしかしたら遠まわしにスピーチセラピーを勧めているのかと思い、
「聴力は大丈夫だと思うんですが・・・スピーチセラピーにでも連れて行った方がいいのかしら?」
と言うと、
「スピーチセラピーについてはよく分からないけど・・・・」
と言う。
なんだ、本当に耳が聞こえないんじゃないかと心配していたのかと、何度も言われるのも面倒なので先生をハッピーにするためと思い、GPを予約し息子を連れて行った。思ったとおり、聴力は問題なし、言葉の遅れも心配するほどのことではない、という事だった。
先生にその事を報告すると、
「そうよね、聴力は心配ないわよね。で、スピーチセラピーをアレンジしておいたから。」
と言う。
なんだ、この前言ってたことと違うな、と思いながらも
「心配することはないと思うんだけどね、どうせ無料だし、使えるものは使った方がいいわよ」
と先生が言うので、まあせっかく親切でしてくれたことだし、また行くか・・・面倒くさいけど・・・と思いつつ、2年ぶりにスピーチセラピーを息子に受けさせる事になった。
つづく
投稿者 lib : April 25, 2007 10:33 PM