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July 17, 2007
保留サギ?
やった!やっとだ!!
やっと我が家のインターネットが「(概ね)常時接続状態」になった!
JSTVに加入していない我が家にとって、インターネットは日本からの情報を得る
唯一の手段であり、また日本の家族・友人と連絡を取るのに欠かせない
大切な手段である。
それが、この数ヶ月、繋がっていたのは合わせてほんの数時間だった。
我が家の電話回線のプロバイダーは安さが売りの○alk○alkで、
インターネットはこれにおまけで付いてきたものなのだが
いや、それにしてもこの接続状況の悪さは尋常ではない。
これではさすがに辛いので、主に妻が、まるで日課のように
繰り返し繰り返しカスタマーサービスに電話をするも
全く埒があかない。
英語が達者でない上に電話での会話、しかもルーターがどうしたの
モデムがどうだのと専門用語が飛び出し、なかなか思うように
こちらの状況が伝わらない。
伝わっても「転送しまーす」と言われて10分、20分平気で待たされたり
「今、担当のテクニカルサポートが混んでるからかけ直してー」と言われて切られたり
「別の番号へかけ直してー」と言われてかけてみれば
「この番号は現在使われておりません・・・」と言われたり・・・
気分はさながら、賽の河原での石積みだ。
ただし、そんな中、まさに「地獄に仏」のように
20回の電話に1回くらいは さばけた(普通に仕事が出来る)オペレーターもいて
「今、生憎テクニカルサポートは混んでるけど後でかけなおさせます」と言われて
本当にエンジニアからかかってきたり、運良くオペレーターから転送してもらえて
そこのエンジニアが ちゃちゃっとものの2、3秒で直してくれたりすることもある。
(ただし、こんなラッキーはこの数ヶ月で1、2度だ。)
そんな時には 妻もテンションが上がり、すかさず「あなたの部署の外線番号を教えて!」とか
「エンジニアに電話が繋がったら、どう頼めば今のようにちゃちゃっと直してくれるの?!」とか
勢いあまって「あなたお名前は?!素晴らしいわよあなた!」などと
尋ねまくって次回につなげていたようだ。
そう、次回に繋げねばならないのだ。
なぜなら直してもらっても、3~4日でまたもとの状態に戻ってしまうからだ。
なぜだ?!なぜ4日しか持たないのだ?!と
本当に(特に妻が)ストレスフルな生活を強いられていたのだが
どうやらそれも終わったらしいのだ。
前回繋がってから、4日以上が経っている。
何事も起きていない。
これはもしかして・・・常時接続の実現か?!
まだまだ油断は禁物だが、とりあえずは一安心、と
妻とこれまでの苦労を労い合っていたら、そこに○alk○alkから電話代の請求書が届いた。
金額を見てビックリ!
いつもの倍近い額だ。
そして通話履歴を見て2度ビックリ!!
通話先にはびっしりと「○alk○alk」の文字が並んでいたのだ。
ふざけるなー!!
お前のところのインターネットが繋がらないから仕方なく電話したんじゃないかー!
耳にタコが出来るほど保留音聞かされて なぜお金を払わなければいけないんだー!!
と夫婦で吠えていると、ふと妻が
「でも、最初はフリーダイヤルにかけるんだけど、音声ガイダンスに従っていったら
いつも途中から『ここからの通話は1分10pの通話料がかかります』って言われていたのよね・・・」
とポツリ。
こんな場合、
「そうは言っても、そもそもそちらの不具合のせいでかけた電話なのだから
私が料金を払うのはおかしい!」
とクレームレターを書くべきなのか。
一難去ってまた一難、新たな問題に直面している我が家であった。
投稿者 lib : July 17, 2007 01:21 AM
コメント
おや、聞き覚えのある電話会社ですね。
2006年の6月に 「インド人の逆襲」としてブログしたのがここです。ブログを書いている5人中の2人までが 「被害」に遭っているなんて、確率が高すぎませんか? 当時、BBCの朝のニュースのキャスターの一人が 「個人的恨み」を持ってレポートしていたのが思い出されます。ま、ご心配なく。私なぞはほんの5通の赤線つき手紙とほんの5回の白熱した電話だけ。ほんの1年余りでまるーく、解決しましたから。ご健闘を心から祈ります。
投稿者 十貴川 洋子 : July 17, 2007 11:24 AM
クレームをして自分の身を守るのがこの国のシステムと思っています。(笑)言わぬが花ではなく、言わないのはバカをみるようですね。まあ、体力と気力がいりますがねー。しかし、こうした体験を1度すると、今度はおかしいというカンが働きますので、乗り越えてください。
投稿者 ココ : July 29, 2007 10:18 AM