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July 18, 2007
英国の運転事情
いつかは事故を起こすと確信できるドライバーたちがゴロゴロ運転しているのがロンドンだ。
ウインカーは出さないのは、当たり前。
歩行者は止まるものと信じているのか、いまだに車を持っているのが偉いと思っているのか、
曲がり角で止りたくない、できるだけブレーキを踏まないのがカッコいいドライバーと信じている奴もいる。
だから、歩行者の皆様、道の角は気をつけて!!必ず左右の暴走してくる車に注意です。
おまけに街中で、反対車線にでて特に遅くもない車を追い抜き、
結局信号待ちで追いつかれる光景もよく見かける。
これらが、たまにならいいのだか、毎回車を運転するたびに見るのだから困ったもんだ。
先日見た光景は、いきなり出て来た車にぶつかりそうになったドライバーが頭にきて、
その止まらせた車を追いかけて行ったこと。
気持ちはわかる。しかし、追いついてどうするのだろう。突っ込むつもりか??
またあるときは、渋滞のときに、アクセルを踏みすぎて前の車にぶつかった車がいきなり逃げた。
もちろん、ぶつけられた車は、たいしたダメージもなかったが追いかけていった。
たまたま、その後ろにいたので野次馬根性で、我々もついていきたい衝動があったがアホらしいのでやめた。
車の運転をすると性格が変わるというけど、英国の場合は本性がむき出しになっているような気がする。
私が運転していたときに、老人か道を渡っていたので、止まってあげた。
また、バスが動き出したので、道を譲ってあげた。
そんなトロトロの私の運転に頭にきたのだろう、いきなり追い抜いて行ったエンジのBMWがあった。
今でも覚えている、黒人でサッカーのアースナルのファンだ。
結局、赤信号で彼の車の後ろにつくと、なんと、後ろについた私に向かって、中指をたてているではないか!!!!!
それって、Fワード?!!
ムカつく!!と鼻息が荒い。
アクセルをふかしている私の興奮状態を察して、ダーリンが「アホを相手にしないことだよ。」と。
うーむ。ダーリンが止めなかったら、後ろから突っ込んでいたかもしれない。
しかし、私もすっかりロンドン流運転になってきているではないか。
やはい、染まってきているぞー。
挑発させるドライバーもいれば、挑発に乗るドライバーもいるが、
ここはそんな手に乗らない事と、気持ちを落ちかせる修行もロンドンのドライブテクニックなようだ。
投稿者 lib : July 18, 2007 09:51 AM