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February 13, 2008
悪ガキと格闘?
月子さんのブログにあるように英国の青少年の犯罪が増えているそうだ。
そんな予備軍のような子供たち「悪ガキ」は、顔つきが悪い。
なんだか、顔に子供らしさがなく、すさんだ顔つきになっている。
そんな悪ガキと関わり合いを持ってしまった。
先週末は天気がよかったので、運動を兼ねてダーリンと散歩をしていた。
散歩をしながら悪ガキが増えたもの、大人が何も言わなくなった事が原因という記事を読み、
ダーリンは同感だと私に話していた。
日本もそうだが、最近は武器をもっている子供を恐れ、
大人達は悪ガキのとんでもない行動を見ぬ振りをしているのは確かだ。
そんな話のあとに、悪ガキ達が騒いでいた。
何やらドアが空いているバスの運転手に向かって唾をはき、Fワードを言っている。
見ると、バスの外に設置してある非常ボタンを悪ガキが押し、ドライバーにドアを閉めさせず、
バスが発車することができない。
1人の悪ガキが逃げ、また1人がきてそのボタンを押している。その繰り返しだ。
バスはそこで立ち往生している。
年齢は、10才程度だろうか。なんてイヤな事をする子供達だろう。
するといきなりダーリンがその子供の頭をこづき、「止めろ!」と言った。
見ていた私もビックリした。
ダーリンは、熱血漢でもないし、このような時もいつもなら、
「ああ、イヤなものをみた。」という傍観者タイプなのだ。
それが行動にでた。
もちろんこのままでは、終わらない。
こづかれた子供は、一旦逃げたが、仲間がこっちに向かってくるのを知り、心強くなったのだろう
落ちている枝を拾いあげ、我々のあとを追って来た。
その枝を投げたが、我々にはあたらなかった。
そして、「なんでぶったんだ!」と我々に向かって叫んだ。
ダーリンは「お前の行動がみんなの迷惑をかけているからだ。」と答えると
彼の仲間もきて「ぶたれたのか?それは子供虐待だ!虐待だ!」と騒ぐ。
私は「子供虐待?!あんたがバスの乗客に迷惑をかけているのよ!」と言うと
「お前には関係がない」という始末。
そして、我々に唾をはき、石を投げつけてきた。
まだ子供だからナイフは持っていないだろうけど、
やはり5人が相手だと気持ちとして早くここから逃げないとヤバい。と思う。
走るのはしゃくだから、我々は、そのまま歩いていったが、
後ろから我々にFワードの連発の上、小石をなげてきた。
私が後ろを見た時に、丁度石があたると思いよけると、それを面白そうに笑っていた。
その間数分だったが、だれも応援はしてくれなかった。
後でダーリンの背中をみたら、唾がかかっていた。
私はダーリンにいったいどうしたの?と聞いた。
ダーリンは我慢出来なかったと言った。
実は、この場所にくる前にもマナーのない子供たち達が歩道でふざけ、仲間を蹴ったり、
ぶったりして動き回わり、あげくに他人にぶつかっても謝らない。
なんだか野放しにされているちょっとイヤな子供たちを見ていた。
その後に、狭い歩道のうえ、しかも混んだ八百屋の前で客がごった返し、歩道が混み動けないのに、後ろにいる黒人のオバさんがダーリンの背中をグイグイ押すので、嫌がって横にどいたら、
嫌がったのを察知したのだろう、腹いせに彼女が持っていたバックでダーリンが持っていた荷物を叩いていった。
なんてアグレッシブな女だろう。という2件があった数分後に悪ガキどもに出くわしたのだ。
今日の悪ガキは、きっと学校でも問題児で、家では親からの愛情が薄い可愛そうな子供達なのだろう。
そして、大きな変化がない限り、もっとエスカレートした犯罪に手を染めていくのは想像できるような気がする。
10才程度なら、今ならきっとなんとか出来るだろうに。残念だ。
しかし、今後このような子供達が多くなり、
我々は、どうやって自分を守り、他人を気にしてあげられるのだろうか。
我々は、今回の経験で自分たちを鍛えないと悪ガキに対抗できないし、力も持ちたいと思った。
そして、武道をするべきか悩んでいる単純な夫婦だ。
しかし、こうしてブログにかけるのも、何事も起こらなかったから。
ムリは禁物。でも、何かしないとよね。
投稿者 lib : February 13, 2008 08:21 PM
コメント
お気持ちよくわかります
最近の悪がきたちの素行にはつくづく嫌気が差します
でも、本当に気をつけてくださいね
集団で悪ぶっている奴らは、気が大きくなってひどい行動に出ることも良くありますから・・・。
投稿者 H : February 13, 2008 11:58 PM
そうなんですよね。いつ刺されるか、なんて気にするのも
なんだか寂しいですが。
悪ぶる。これが恐いですよね。ダーリンにはくれぐれも気を大きく持つようにいいました。ココ
投稿者 coco : February 22, 2008 06:39 PM