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January 06, 2009
ポルチーニの会
ポルチーニの食事会のお誘いを受けた。(2008年秋)
去年は白トリュフの会を開いてくれた A嬢である。
あの時はディナー帰りなのに 「小腹が空いた」などと言って、インドネシア料理店に寄り道し、ガドガドサラダやヌードルを食した。 あれがバレれば只事ではすまないと思っていたが、どうやらA嬢の耳に入らなかったらしく、今年も無事に 「秋本番、きのこの会」に招待してもらえた。
ポルチーニがどういうものかはよく知らなかった。
ただ、以前に読んだ 「負け犬の遠吠え」の中に、 「生のポルチーニと乾燥ポルチーニの味わいの違いを話す三十女とアニメの美少女に 『萌えー』としているおたく君との組み合わせは無理」という記述があったことを覚えている。
なるほど、生のポルチーニと乾燥ポルチーニは味わいが違うのか・・・。
さて、私はポルチーニというものを今までに食べたことがあるだろうか?
例えば、ポッシュなレストランに行く。
で、マネージャーが出てきてニコニコしながら、
「本日のお勧めディッシュは XXXのXXX風でございます。このXXXは今がシーズンで、XXXな風味をお楽しみいただけます。 XXXと言えば、昔々、お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行ったとき、XXXがXXXであり、またXXXに対する・・・(以下省略) これに合ったワインはXXXをご用意させていただいております。このワインというのはXXXな香りで舌の上でころがしていただきますと、XXXがXXXということを納得いただけるはずです・・・(以下省略)」
フランス語なまりの英語で得々と料理を説明するマネージャーに微笑みながら耳を傾けるが、これを実際に理解できる人はどのくらいいるのだろう? なぜ、その料理をお勧めするのだろう? 頭に浮かぶのは以下である。
1. 本当においしい。
2. メニューの中で一番高い。
3. 昨日の材料の残りを早く処分してしまいたい。
「あら、おいしそうね。じゃ、それをいただくわ」と適当に注文する。
で、出てきた料理に
(あ、野菜スープだったのね・・・)とがっかりすることもある。
ポルチーニもどこかで食べたことあるかもしれない。自分でも知らない間に・・・。
ま、とりあえず一杯、と適当なワインのボトルを頼む。 まずくはなかったが、特においしくも思えないワイン。グラスが半分からになったあたりで、レストランの人が
「今日は特別なワインをご用意しました」と挨拶。ちっ、少し待てばよかった。
当日のメニューは
トマトのプルスケッタ
サボイキャベツで包んだホタテとポルチーニ (ボタンエビとキャビア添え)
ポルチーニの香り、バターナッツスクオッシュスープ
野生のイノシシとポルチーニのプレゼ
ドライポルチーニの入った半生チョコレートケーキ
というものであった。
トマトのプルスケッタというのはトーストしたバケットにトマトをのせたカナッペみたいなものだった。これが一人に一切れ(4 X 5センチ四方)出た。
これが小さかったので、(今年も帰り道で別のレストランに寄るはめになるかも・・・)と不安がよぎった。
ちなみに私はグルメ(美食家)ではなくて、グルマン(大食家)である。
小量なのを心配していたが、他のディッシュはたっぷり出て、充分にお腹がいっぱいになった。やはり、去年別の店に寄ったのがバレてたのか?
さて、この日、私は生のポルチーニと乾燥ポルチーニの違いがわかったでしょうか?
答えは・・・・です。(・・・内に正解を入れよ。制限時間は30秒)
投稿者 lib : January 6, 2009 10:05 AM