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March 04, 2009
馴染む
すっかり暖かくなって、日も延びて春らしい今日この頃。
わーい。春だー。なんて浮かれて薄着になっては風邪を引きますのでご注意を。
in like a Lamb out like a Lionという春についての言葉があるそうです。「春は子羊のように入ってライオンのように出て行く。」つまり春だから暖かい。といって油断していると寒い日があるから気をつけましょうね。ということわざだと、ダーリンから聞いた。ダーリンはおばあちゃんから聞いたそうだ。
このおばあちゃん、昨年亡くなったが、気難しくて、いつも文句ばかり言っているようなおばあちゃんだったが、彼女がいつもグッドバイの代わりにいうのが、cheerio!!(私にはチェリオーって聞こえます)この言葉がなんだか可愛くて、真似したいけど、やっぱりおばあちゃん言葉で、なかなか使うことが出来ていない私。ああ、残念。
そう、我々はなんといっても外国語なので、その雰囲気がわからず、身に付いていない言葉が多い。
だから、Fがつく言葉が下品な言葉と言われても、ふーん。って感じ。
若者は何でも気に入らないとFワードを造語にして、連発しているのを聞くけど、だから??という感じで、聞き流していると、隣で不快な顔をして聞いているダーリンがいる。
ダーリンはこの言葉が大嫌い。この言葉を連想させる洋服屋「fack」は許せなようだ。普段は、私の洋服に希望はないが、この洋服屋だけは許せないようで、ここからは買うのは止めてほしい!!と懇願するほどだ。
日本人は、よくトイレ関係の言葉を平気で口にするが、これもダーリンにはFワードの延長線らしく、私が冗談で口にすると顔をしかめる。
しかし、住んでいるとだんだん馴染んでしまう言葉もある。Whoops!(ウップス。おっと、しまった。という意味)この言葉を初めて聞いたのは、私が英国に来て初めてアルバイトをした日本食品店。なぜかそこに大学院生の日本男子バイトがいた。インテリに似合わない職場では、他の日本人バイトの男の子たちが、彼が口にする Whoops!が気になるらしく、よく彼がいないときに揶揄していたのを思い出す。何かするとこの言葉が彼から発せられ、英国に馴染んでいるように見えてうらやましかったなー。それから、○年たった。
最近、この言葉を無意識に口にしている私に気づいた。いつの間に??ダーリンの口癖ではないし、何処でコピーしたんだろう??私も馴染んできているのだろうか??そして、きっといつかはFワードもコピーしてしまう日もくるのでしょうか???
投稿者 lib : March 4, 2009 10:27 AM