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June 27, 2011
来る~きっと来る~~~~~。
訳の分からないタイトルですが、一応「リング」の主題歌の感じで。
いや、何が来るって。
身震いしそうになるほどの怒涛の一年が 。
実はご無沙汰している間に色々ありました。
学校には1月から新校長が就任。去年は色々あったものの、割と落ち着いた一年だったのですが、、、。
今学期は同僚Mの産休入りにともなって、約一年ぶりにGCSEの受験クラス(10年生)担当に。
ここまでは良かったんですけれど。
かなり恐れていた事態が発生。
もう一人の歴史教員Vがなんとケニアの学校に移ることになり、それは彼女にとって喜ばしいことですが、私にとってはちょっと困ったことに。
同僚V+同僚M+私=歴史科
だったのが、
歴史科-(同僚V+同僚M)+新任C に。
ありゃ、わかりにくいですかね?
つまり、ベテラン教員2人が去った後(同僚Mは一年後に復帰)は学科主任の私とこの間採用した新任教師のCのみに。
一人足りなくない?
はい、足りないんです。
でも、不況の中、学校はお金が無さ過ぎて、もう一人歴史の専任教師を雇ってくれないのです。
そこに追い討ちをかけるように、人数足りないから開講しないと思っていたA-level(16-18歳のコース)がどうやら10人集まりそうなので開講する可能性が濃厚に。
A-levelが開講されるうちの学校の6th form college(中高と大学の中間に位置する教育機関)はこれまた貧乏で、生徒が他の学校に流れちゃうとそれだけ自治体からもらえる予算が減ってしまう。だから、どんなに歴史学科内の人手不足が分かっていても、無理やり開講してしまうのです。
ちなみに希望者が5人とかですと人件費と割に合わないので逆に開講してもらえません。今年A-level教えてた同僚Mと同僚Vは2人ともいなくなるので、同僚Mと私は来年に限っては開講されないほうが我われにはいいのでは、、、と話ていたところでした。
それが、見事開講されてしまう兆し。
で、誰が教えるのか。
、、、はい、私です 。
新任で一年契約の新同僚CにいきなりA-levelまかせるのはリスクがあるから、A-level教えたことある私にまかすという上の判断。
でも、、、A-levelは2年教えてません。しかも、その間にカリキュラム改編あり。
そういうわけで、ここ数年、受験クラスへのプレッシャーが益々半端無いことになっているのに、私は2年ぶりにA-levelを教えることになりました。
一人で全コマ教えるから、一週間に300分。ぐはっ。 (衝撃波を受けた私の反応)
で、GCSEの受験クラスも10年生11年生と一学年一クラスづつあるから、プラス週300分 。
つまり、週600分、受験クラス担当。
ゼロから600って、、、。
今年一年、低学年ばかり教えていて、ノートとテスト添削以外では割とのんびりしていた私。
9月からはもうすごいことになりそうです。
ところで、誰が低学年教えるのか?ちなみに私は教えていい規定の授業時間をオーバーするため教えられません。
直属の上司である学部主任Oはあっさり、
「地理や宗教の先生たちに振り分けるしかないね」
、、、今に始まったことじゃないないですけれど、Non-specialistの教員の皆さんの足並みを揃えるの大変なのです。学科のミーティングもしようにもみんなそれぞれの教科で忙しくて集めるにも大変なんです。
私も今年は地理と宗教を7年生に教えましたが、やっぱり専門教科外教えるのは難しいことがありますし、我われにとっても生徒にとっても理想ではありません。
こんな状態のところに、来春にはどうやら魔のOfsted(国の教育水準監査院)からの審査官がやってくるらしい。
オーノー!
生き残れるのか、自分、、、?!
勢いで波に乗ってやる!
と意気込んでいますが、、、
、、、勢いで波に飲み込まれないように気をつけます。
June 16, 2011
ロンドンから日本を考える。
すっかりブログを更新していませんで、大変、大変申し訳ないです。(ぺこり、、、)
6月末日本に一時帰国します。そのときにoff会をしますので、以下にご興味のある方会いませんか?ダーリンも一緒です。
海外に住んでいる日本人は、日本を脱出?捨てている?なんて思う人もいるでしょうね〜。
でも、実際にはこちらにいるともっと自分が日本人だ!という意識が芽生えます。以前も書きましたが、こちらでは、東洋人=中国人と思い、私を見ると「ニハオー!」と声をかけてきます。でも、私は答えない。中国人が嫌いとかではなく、私は日本人だから。
そして、私は日本人だけど、、、と言う。このアイデンティティーを主張する自分に驚いたものです。
最近は、大震災もあり、こちらでも日本を応援する。励ます。考える。などの会があちらこちらであります。その1つ、日本の今後について考える。に参加してきました。みんな日本への思いは熱く、意見も沢山あり有意義な時間を過ごしました。
このブログは、英国生活の一端を皆様にご紹介できればと思い、ダーリンの家族が日本語が読めないのをいいことに、書きたい放題書いてきました。
今私は、この延長線にいるようです。
私の甥っ子に渡航費を払うからロンドンにくれば?と誘っても英語が話せないから来たくない!と、こんなおいしい話にも乗ってこない現象に「なんで?えええ??」と思うのと、同様にある一部の若者や会社員の方が、海外に興味がない!とう方々が多いというのは、残念な話です。
しかし、考えてみたら、私の甥っ子は、父親が忙しいのでしょう、家族旅行がほとんどありません。だからいきなりロンドンでは、彼も勇気がいったことでしょう。日本の休暇消化率が50%程度低く、みんなが忙しい生活をすることで、失っているものもあると思います。いきなり飛躍しますが、閉塞感、自分、他人を追い込むなど、ちょっと一休みしてもいいのでは?と昔の自分を思い出しています。
私が英国に来た理由は、30歳過ぎて独身でいることや、みんなと同じ考え、行動でないと世間が騒がしいので居心地がよくないことがきっかけでした。じゃあ日本と他の国は同じなの?何か違うの?からでした。しかし、仕事をしていたし、辞めて戻って来たときに同じような仕事が得られるかしら?、持っている車は?などなど、そう簡単には決断できませんでした。しかし、先輩の一言、「あなたには、幸い旦那も子供もない。自由があるじゃない。」という背中を押してくれた言葉で決めました。そうだ、1年だけ英国を見てみよう。暮らして見よう。のつもりが、ダーリンと知り合い、まだここにいます。今の私は自分の居場所を見つけたようで居心地がいいです。
日本が失ってしまった、人と人との在り方、居心地のよさが、英国にはまだあり、そのよさを伝えたいと思っています。なかなか仕事を辞めてくることはできません。だから、いろいろ模索しています。
こんな思いに共感できる方、また何か一緒にしてもいいなーと思う方は、6月29日渋谷で会いませんか?詳しくは、http://twtvite.com/ukjpdiscuss
June 07, 2011
Cheap Hotels in Tokyo
もっと高級なホテルに泊まらないのが悪いということであろうが、貧乏
会社の出張に一泊何万円も払えるはずもなし。1万円程度の東京のホテ
ルはチェックインの相場が午後3時。2時間前に行っても、荷物を預か
ってくれるだけで、預かるのに300円だったか取るところもある。僕
の東京行フライトは、午前9時とか10時に成田に着いちゃうから、で
きれば昼前後に都内でチェックインしてスーツケースを整理し、シャワー
でも浴びてすっきりし、いざオフィスへ、としたいところだけれど、こ
れが許されない。欧州でも他のアジアの安ホテルでも、あまり経験しな
いことである。ことさらサービス品質世界一の日本では、なんとかなら
なぬものかなあと思う。さほどにコストのかかるサービスでも無いよう
に思うのだが。
荷物預かりに300円取った安ホテルでは、部屋にはトイレだけがあり、
入浴・シャワーは地下の大浴場で、という設備であった。場所が良く、
外国人客が結構宿泊していたことがあった。大浴場から上がろうとする
と、下着をつけたまま入ってきた人がおり、おもわず脱衣所まで戻って
もらい、この難解であるかもしれない日本式を説明し、納得してもらっ
た。聞けば大学教授で、日本での学会に来ているとのことだった。なん
だか大変気の毒に思った。
東京にある当社の本社が新富町に移転し、先週の出張で初めて訪れた。
この界隈は面白い。人通りがまばらで意外であるが、銀座のすぐ隣に位
置する街であり、ぽつぽつと和服を着た女の人が歩いている。東京駅に
行くのがちょいと不便だが、有楽町線、日比谷線に乗れる。少々歩くが
蕎麦屋も見つけた。なかなか気に入っている。オフィスのすぐそばには
ホテルがあり便利だ。こちらも例にもれずチェックインは3時。3時3
分にチェックインし、喫煙室を頼んでドアを開けたら、ひゃあ、ものす
ごいヤニの匂であった。このヘビースモーカーが後ずさる程の匂いであ
る。空調が古いのであろうか、次回は別のホテルを探してみよう。無論、
禁煙してそれなりの部屋を取ればベストであることはわかっているのだ
が。
英国に戻ってその週末に、1年ぶりでテニスした。呼吸がきちんとでき
ず足がもつれるであろうことはすでに分かっていたが、噴出す汗が妙に
ヤニ臭いのには驚いた。さてさて、50回目の誕生日も目前、なにか決
心すべしや。