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June 23, 2005

「風邪をひいたら」<主婦編>   LiBホームページへ

shufu.gif 何年かぶりに、ひどい風邪をひいてしまった。少し喉が痛い気がして、常備してある日本の某風邪薬を飲んだのだが防ぎきれなかった。高熱を伴い、咳、鼻水、頭痛、関節痛とすべての症状に襲われ、20分毎に体温を測るたびに、熱は高くなり、39.5度になったらどうしよう!?とボーッとしながらも怖くなってしまった。近所のGPには新しい患者は受け入れられません、と拒否されたばかり、でも他のGPに電話をかけて探す気にもなれず、ただ氷の入ったビニール袋を頭にのせ、うつらうつらしていることしか出来ない。
 旦那に電話を入れ、帰りに私の病気食の定番、バナナとゼリーを頼む。
熱はどれくらいあるのか、聞かれたので「39℃」と繰り返したが、そこは英国人、「華氏Fahrenheit」で言わないとピンとこないらしく、お互いにまんじりともせず受話器を置いた。
 
子供の頃、「9度5分の熱」が出たら大ごとだった。まず8度を超えた時点で、すぐに病院に連れて行かれ、喉の奥に変な味の薬を塗られ、時には注射や点滴を打たれたものだ。家では母親がさっとお粥を作ってくれて、あとは汗をかくほどの布団をかけられ、ひたすら眠れと言われたっけ。
 
パブに寄り道した旦那は、買い物袋をさげて8時頃帰宅した。私の額に手をやると、ようやく事態を理解してくれた。
 しかし、寒い!を連発する私が夫に言われたのは、
「冷たい風呂に入れ」。…ふざけているのかと思った。
「私、高熱があるのよ!」。
「だから、水風呂で温度を下げるんだ!」。
 とくとくと、イギリス式の風邪の治し方(薄着になり、窓を開けて新鮮な空気を吸う方法、ステーキ(肉類)を食べるなど)を説明されたが理解不可能だった。こちらの風邪薬はフルーツフレーバーの顆粒剤をお湯に溶いて服用したり、子供薬のようで信用したことはなかったが、やはり治し方も違っていたのだ。
 結局、日本の薬を飲み続け、母の教えを守り温かくダルマのように過ごすこと2日、熱はさがり人にうつし、風邪は完治した。

投稿者 lib : June 23, 2005 04:41 PM

コメント

先日腎盂炎にかかり、会社を早退し、意識朦朧で運転し、無事帰宅。旦那に電話して、うどんヌードル買ってきて!と頼む。無事うどんは買ってきてくれたものの、作り方がわからない。熱は下がらないし、動けないしで、結局A&Eへ連れて行かれた。2,3日おとなしくしていたら結局治ったが、「俺の看病がよかったせいだ」とほざくうちの旦那を張り倒してやろうかと思った。でも「お母さんの作ったおかゆが食べたい」と思うのは病気になった人みんな共通の思いなんでしょうね。

投稿者 もちんこ : July 5, 2005 06:35 PM

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