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September 16, 2006

Happy Birthday

shacho.gif

昨夜も飲んだくれてしまいましたが、クリーンな健康的飲んだくれ
(謎)。当社副社長Mさんと僕の共通の女友達達が、M
さん40歳のビッグ・バースデー・パーティーを企画してくれたの
でした。3人で飲むという名目でM君を連れ出して、レストランに
入ると、暗闇にキャンドル、彼の奥様、お子様達をはじめ、友人達
20名弱がhappy birthday to youの大合唱で迎え、鬼副社長の涙
を眺めるという。この点のみに関しては企画倒れでしたが、子供達
もハッピーでにぎやか、これ以上にフレンドリーな雰囲気の晩餐と
いうのは、年に何度も経験できないなあという、とても素敵な一夜
でした。

以下は、文字を通して僕に大きな影響を与えてくれた故・遠藤周作
氏の受け売りとなりますが、女友達というものは実にありがたい。
性の違いをほんのりと意識しながら、楽しい食事や会話を弾ませ、
時に相談にのってもらい、時に教えられ、勇気づけられ、時に彼女
らの全く違った思考に驚かされ、己の頭の固さに気付かされれる。
女友達は確実に男性の心を豊かにしてくれます。

結婚している男性こそ女友達の4,5人は持つべきです。よき女友
達を持つと、男性は彼女らから前向きな刺激を受け、浮気のような、
うつつの悪戯を企てる意思が希薄になるのです。本当ですってば。
世の奥様方、積極的に夫君に女友達を持つことを勧めてみて下さい。
夫君にとっては貴女が世界でNo.1なのです。大きくゆったりと構え
ましょう。夫君の心が豊かになると、子供達にも伝わります。気詰
まっている家庭は円満となり、円満な家庭はさらに豊かになること
うけあい。

女友達道の第一条は、どんなに親しくなっても手出し厳禁のこと。
線を越えた刹那に女友達は女と化しその後大体は縁が切れます。第
2条は、自分の持たざるなにか一芸を持っている女性を選ぶこと。
仕事でも良いし料理でも芸術でもスポーツでも思想でも。美人なだ
けでは全くワークしません。第3条は、毎回の会合をオープンな楽
しい雰囲気で締めくくること。この三か条を守れる大人の男のみが
女友達を持つ資格を得られます。

Mさんはそういうあたり実に大人の男で、幸せな40歳のbirthday
を迎えたのでありました。Glow old along with family and
friends.

投稿者 lib : September 16, 2006 10:32 AM

コメント

世のダンナ様方に、奥様が男友達を持つことも勧められますか?私は夫が女友達を持つ事は気にならないのですが、逆は夫からダメ出しがでて、男友達を失ったし作れません。ちょっと悲しいです。

投稿者 NIKO : September 16, 2006 11:51 PM

コメントありがとうございます。僕のblogを紹介し、ぜひ考え直し
てもらいましょう(笑)。上の話は逆も全く真なりで、そうでなけ
れば女友達はみなうら若き独身という不自然なことになってしまい
ます。いや、それも熱烈歓迎ですが、僕の女友達の皆さんは既婚者
が殆ど。僕には子供がいませんが、子育てが相当大変なこと、スト
レスフルであろうことは容易に予想できます。お母様達は、たまに
旦那に子供預けて、パーっと男友達・女友達と飯でもくいに出かけ
てストレス解消、機嫌よく帰って子守で疲れた旦那と仲良くおやす
みのワインを一杯、というのは大変よろしい図かと思います。一夫
多妻を唱える者ではありませんが、世界中これだけ男女が居るなか
で、一生妻のみ、夫のみとしか突っ込んだ話をできないというのは、
ちょっと不自然に感じるかなア。

投稿者 吉田 : September 17, 2006 06:28 PM

こんにちは♪
ウチの夫が遠藤周作さんのことを知っているとは思いませんが、このことを知ったら得意満面になること必至ですので、伝えずにいようと思います(笑)
 夫には女性の友達がやたら多いです。
まぁ見た目がソフトなので(○モに間違えられるくらいに・・笑)、女性ウケが良いのです。 一昨日もドイツから、恋愛相談の電話が。。私が電車男の映画を見終わるまででしたので、2時間! 
 しかし、今回の電気屋さんのお言葉、ミョ~に納得しました(^ー^)なんかちょっと、ご自分に言い聞かせてる?とも思ってしまいましたが(笑)
 確かに、私も気の合う男友達と飲みに行く時に、『この後、なんかあるかしら?』なんて全く思いませんもん。。それにおっしゃるとおり、刺激をうけますよね~異性の友達ががんばってるのは。 異性というより、私も含め全員オッサンのような会話になってしまう時もありますが(笑)
 

投稿者 カップチャ : September 18, 2006 06:37 AM

毎度楽しく拝見しています。男女関係なく同年代の友人は貴重な人「財」だと思います。同じ時代を生きてきた者として共通する話題は多いし、また将来をどう生きるべきか問題意識でも一致している(年金どうなるの~?など)。Open & Friendly なパーティ、いいですね。私もこのような集まりを生活の中で増やしていきたいです。

投稿者 Broad Gate : September 18, 2006 07:25 AM

女性も男友達を沢山もって、旦那にないちょっとしたスパイスや刺激を受けて、成長し家庭円満を守っていく。これが極意なのだと私も思います。でも気をつけないと、ちょっと本気なってしまうので、惚れっぽい人は、要注意ですね。(笑)

投稿者 kero : September 19, 2006 12:17 AM

素敵な理想論ですね。
環境的に出来る人できない人、性格的に出来る人できない人、プラスになると思う人思わない人賛否両論ではないでしょうか。
世に言う「男女の間に友情は成立するのか」ということのように思いますが・・・どうなんでしょう?

私は、おやじさんの考え実現できたら素敵だと思います。しかし人と関わるということは楽しい事ばかりや良い影響ばかりとは限らず、リスクもあると思います。旦那さんの女友達はいつしか恋愛感情に変わり・・奥さんの男友達も気づくと彼?何てこともありえます。

世の中の不倫と言われるものものも、始めはたわいのないおしゃべりするお友達だったのではないかと思います。
私の考えでは・・・昔っからの知り合いか、または年齢差があれば成立できる可能性が高いように思います。そういう異性の友達がいる方は羨ましいですね。本当にラッキーだと思います。私はきっと・・・相手が魅力的ならよこしまな想いをはせるかも知れません(ーー;)

オヤジさんは異性のお友達もたくさんいらっしゃるようで、とても幸せな独身生活を送っているのですね。羨ましい限りです。
しかし夫婦の場合、二人とも同じ考えを持っていなければ成立しないわけで・・・現在の世の中それほど理解のある理想的な夫婦は少ないと思います。

主婦の場合、日常会話をする相手は「八百屋のおやじ」「宅配のおにいさん」「クリーニングのおじさん」くらいでしょうか。
意外と免疫がないようで、失敗というか歯止めが利かないケースも多いみたいですよ。
友人の友人が家を建てたときのことです。
家が出来るまで何かと相談にのってもらう担当の方が若くて素敵な方だったそうです。基本的に奥さんと相談する事が多く・・・いつしか愛が芽生え・・なんと奥さんは離婚して結婚してしまいましたとさ。

私の友人も先月家を建てて越して行きましたが、担当が決まるとき内心ドキドキ、わくわくしていたようです。しかし「普通ーのおじさんだった~」とがっかりして・・・無事越してゆきました。

私の場合は、結婚後すでに十数年間派遣社員で仕事をしておりますのでたくさんの人と知り合いました。そういう意味では私の友人知人関係は全く主人の知らないところとなっています。
私はすでに歳を重ねておりますもので・・・・相談されることが常となっているようです。
先日も適齢期の男性から「結婚したいけれど、常によこしまな考えを持って女性を探すのは疲れました。結婚相談所はどうなんでしょうね?」などと聞かれ・・更に身の上話は進み・・おいおいお酒も飲まずそこまで話されてもと・・内心困惑。何か参考になる意見を言ってくれると期待されるようですが・・私の場合よほど警戒心が不要のようです。喜んでよいのか?

まあ聞き役でも面白いので私は相談役で行こうと思います。

投稿者 pyonpyon : September 19, 2006 01:38 PM

皆さんコメントありがとうございます。僕にとって女友達と、例え
ば、女性社員達とはとても似た感覚で話させていただいている
ように感じます。といえば多少分かりやすいのかどうか、あまり自
信はありませんが。仕事の話題が少ないのが違いですが。

投稿者 吉田 : September 20, 2006 12:11 AM

こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
思い返してみて、自分は友達だと思っているのに、二人で会ったら手を握られたり、キスを迫られたりという経験が何度もあり、今まで、男友達を作るのを尻込みしていました。
でも、私も大人の女性になれば、こんな感じの素敵な男友達も出来るようになるのでしょうね。
イギリスに来てから、パートナーと一緒にパーティや、ピクニックに行ったり、パートナー、家族単位で集まる機会が多くなりました。幅広く色々な人たちと知り合いになれたり、共通の友人が増えてとてもよかったと思います。

投稿者 Sacha : September 20, 2006 12:23 PM

コメントありがとうございます。本話題は、なかなか活発なコメン
ト合戦となりましたが、危ない橋がどの変にあるのか、みなさん色
々とご意見があり、面白いですね。遠藤周作氏がそんなエッセイを
書かれていた頃の、大人のみの世界というのが大勢のご意見でした
が、僕も殆ど同感します。自分に照らし合せても。となると、歳を
とって大人になることは、まんざら悪くないじゃないか、とはなか
なか素直に思い切れませんが。。。

投稿者 吉田 : September 22, 2006 07:54 PM

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