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April 18, 2006

アーセナル VS WBA

football.gif 15日、試合を観にハイバリーへ。

12日にアウェーでポーツマスと1−1で引き分けてしまった為、
来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をかけての4位争いで
現在4位のトッテナムに差を開かれてしまった。
22日にそのトッテナムとの直接対決があるとはいえ、
降格圏内のWBAとのこの試合は絶対に負ける訳にはいかないアーセナル。

そのWBAには稲本選手がいる為か多くの日本人を見かけた。
しかしアーセナルの試合を何度も観ている私はアーセナルに勝利してもらいたい!!
そう思って観戦した。

試合開始前、元アーセナルでナイジェリア代表のヌワンコ・カヌ選手に
アーセナルサポーターより盛大な拍手が送られた。
歴史あるこのリーグの懐の深さだろうか、
今は敵チームの彼にこのような拍手が送られることに大変感銘を受けた。

さて試合ははっきり言うとあまり良いパフォーマンスではなかった。
しかしそのようなコンディションの中、3−1でアーセナルが勝利。
水曜のチャンピオンズリーグ準決勝に向け、リズムを掴んで欲しいものだ。

1−1の同点にされた後、後半途中出場したピレスと、
今シーズンで引退するデニス・ベルカンプが追加点を上げ勝利に貢献した。

11年もアーセナルに在籍して数々のゴールを上げてきたベルカンプ。
この日をデニス・ベルカンプデーとして彼に敬意を表し、
試合前はオランダ代表カラーであるオレンジを基調としたビブスをつけ
ウォーミングアップをしていた。
またオレンジのシャツを着て応援していたサポーターもいた。

まず彼がアップを始めた時、盛大な“デニス”コール。
そして交代時、さらに盛大な“デニス”コール。
極めつけは得点を挙げたシーン。
技ありの狙い済ました右足のシュートでボールがネットを揺すった。
その瞬間、スタジアムが壊れるかと思うほどの大大大歓声!!!
そして“デニス”コールの大合唱!!!

来月37歳になる彼のプレーは決してアグレッシブではないが、
ここ一番で大きな仕事をやってのける。
ベテランならではの経験によるものか、彼のシュートには貫禄を感じる。

彼を凌ぐ若手のストライカーが今後出てくることを楽しみにしたい。
アーセナルにとり今が新旧交代の過渡期なのだろう。
その為かどうか直接な理由は定かではないがリーグでは調子の出ないアーセナル。

チャンピオンズリーグに期待したい。
football.S.jpg

アーセナル VS WBAの試合前
(写真をクリックすると拡大写真が表示されます)

投稿者 lib : April 18, 2006 09:45 AM

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