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September 13, 2006
ご近所(その2)
そうか犯人は、トップフロアーのシングルマザーか。
トップフロアーのシングルマザー、彼女は、ここに来て1年半だろうか。
いまだに18か19だ。
引越して来た時には、既にお腹が大きかった。
聞けば、高校生で妊娠したそうだ。家には、暴力をふるう兄がいて危ないので、
家をカウンシルから提供してもらったそうだ。
ここにも、私の税金が無駄に使われている。(涙、 涙 )
子供のお父さん(これも17か18才の男の子)と一緒だ。
まだ、若い彼らは、他人と一緒に住むルールを知らないので、する事なす事が私をイライラさせた。
しかし、言えば素直に『ごめん』と謝るので、教育されていない可愛そうな子なんて、思っていた。
無事に子供が生まれたが、彼は手のかかる赤ん坊にイライラしていたのだろう、
ファック、ファックという汚い言葉ばかりが聞こえてきた。
きっと、赤ん坊の始めての言葉が、その言葉だったらこの国の悲劇だな、
なんて余計な心配をするほど聞こえていた。
ある日、その男の子が、我が家のベルを押した。
聞けば、追い出されて、鍵を持っていないので家に入れない。
フロントドアを開けて中で待たしてほしいという。
ダーリンは、最近彼と彼女が喧嘩をしていることを知っていた。
どうも彼が暴力をふるうらしい。
鍵を渡さない彼女の考えもあるのだろうと、このフラットの借り主は、彼女だから、
彼女のパミッションがないと悪いけど、中には入れられないよ。
と答えていた。
その数日後、この家に警官がやって来た。
激しく喧嘩をする男の子達を止めたくて、ヒッピーのシングルマザーが警察を呼んだのた。
どうも若いシングルマザーは、新しいボーイフレンドをすでに見つけていた。さすがだ。
この二人は、新旧の彼女のボーイフレンド達。
古いボーイフレンドは、面倒も見ていなかった子供を楯に、
「オレは、子供の父親だ。会う権利がある」なんて、何処かの台詞みたいなことも言っていたが、
この家に住めなくなった。
ファックという汚い言葉は、聞こえなくなったが、若い子の生活は同じようで、
オバさんの私はたまりかねると、注意をしている生活は変わらない。
そこへ、今回の事件だ。
今回は、バシッと言ってやろう!!とダーリンを連れて上に上がっていった。
『あの生け垣を刈ったのは、あなた達なの?』
『ええ、だってベビーカーが通りにくかったから切ったの。』という彼女。
『あの木は、私たちの物よ』
『え? みんなのものでしょう?』
『私たちがいつも手入れをしているのを見ているでしょう!?』
『・・・・・(困惑)。だって、知らなかったの。』
(アホだ、やっぱり。頭がまったく動かないぞ。こいつ。)
『しかも、あんな酷い形にして。悲しいわ。』
『・・・・・(困惑)。知らなかったのよ。』
(弱々しい声になって、困った顔になったきた。)
『しかも、今日ゴミの収集が来たばかりなのに、既にゴミ箱が一杯。ビニールの袋にいれるなど、気をつけてくれないと、、』
となんだか、違う話をするダーリン。
『ごめんさない。』
(困惑顔の彼女)
なんだか、これじゃあ私達が悪者みたいな気になって来た。
『今度、刈る時は、いや邪魔な時は、我々に言ってね。』と優しい言葉使いになった私は、
最後まで怒りのテンションは続かなかった。
もしかしたら、若いシングルマザーが我々よりも一枚上手??
困惑顔をして、謝っていれば、素早く解決することを知っている?!
もし、ここで、彼女が自分の正当性を主張したら、真っ向から喧嘩となる。
それをすっかりかわされた。
うーん。納得のいかない、この怒りのやり場がない。
こんな時は。美味しいポートでも飲むか。
しかし、毎朝、見るたびに淋しい思いをしている。
我々は、こんな奴らと住むのはもう嫌だ。脱出計画を始めることにした。
投稿者 lib : September 13, 2006 10:08 AM
コメント
我が家のダーリンは、洋服屋のFACKは、許せない!!といっているぐらい、この国はファックという言葉は重いですね。
投稿者 TOMO : September 15, 2006 03:22 AM