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September 02, 2008

社会勉強と言えばそうですが、、、。(COCO)

darling.gif
 本当に書くネタを提供してくれる英国です。(笑)
先週の土曜日は、天気もよく暑い日でしたね。最後の夏と思い多くの人が楽しんだのではないでしょうか?
我々は、知人のハウスウォーミングパティー(引越先をお披露目するパティー)に出掛けた。
北に住んでいる我々の行き先は南だった。
車を1時間20分程度走らせ、そろそろ着くと思ったら、なんと水温計が上がりだし、赤く点滅し始めた。やばい、これはオーバーヒートでは?
車の運転歴は長い我々だが、これまでに一度もこのような事に遭遇したことがなかったためダーリンも私も勝手が分からない。
運良く到着したので、ドアを開けて知人にそのことを伝えると、「エンジンは切ってはだめだよ。」と言われたが、まったく無知の我々はすでにエンジンを切り、ボンネットを開けていた。
知人は、水を持って出て来てくれたが、まだまだ熱くて何もできない。
「大丈夫だよ。冷める迄、食べて飲んでいればいいよ。」と言われた。
ボンネットを開けたままの車をそのままにしておく事にダーリンは心配顔だ。
「だって、バッテリーが盗まれてしまうかもしれないよ?」という。そう、 先日路上に止めていた車が夜にタイヤを盗まれたようで、「この車は違法駐車ではない。タイヤを盗まれたので、車を移動できないので、駐車違反のチケットを切らないで!!」という貼り紙のついた車を見ていたので、悪い想像しか浮ばない。
知人は、「この辺は治安がいいから、大丈夫。 大丈夫。」という。我々は諦めて家に入った。

 食べて、飲んで、さあ、早めに帰ろうということになった。車に水を補給し、万が一のために予備で水を持って行くように言われたので、それも詰め込み、家路にと向かったのは10時頃だった。
その後、15分ぐらいだろうか、なんだか水温計がまた上がり始めた。
「あ、やばい。赤くなった。」と直ぐに車を止めた。ここでもエンジンを切ってしまった。まったく学習ができない我々。ダーリンは、またボンネットを開けたが何もできずに手をこまねいている。
まったくの車音痴のくせにダーリンが何か触ろうと始めたので、「我々には無理だから、レスキューを呼んで。」となかば怒ったように頼んだ。だって本当に男って、プライドの生き物で、いつも道も聞きたがらないし、何とか自分でしようと挑戦したがる。しかし、もうこれは何かが問題と認識してプロを呼ぶべきなのに、分かっていない、いや分からない男になっている。

 渋々電話するダーリン。我々が入っているのは、グリーンフラッグというちょっとマイナーなレスキュー会社に変えたばかり。というのも、いままでメジャーな会社に加入していたが、使わなかったのにもかかわらず、毎年値上がっているのでということで、ダーリンがこの会社に変えていた。
携帯で電話をすると、まずは今の状況を聞くのではなく、あなたの会員番号は?登録の住所は?電話番号は?車のタイプは?と聞いてから、どうしたのですか?と聞かれた。もちろん交通事故ではないので、緊急性はないのだが、ちょっとイラついた。そう、私は短気なのです。

そのオペレーターがいうには、1時間程度でここにやってくるという。電話を切るとすぐに、携帯にテキストが入り30分程度で到着する。と連絡が来た。
「へぇー、なかなかサービスがしっかりしているね。凄いね。」と私が感心しているとダーリンは「でもね。ここは英国だからね。」と釘を刺した。
案の定、30分たっても誰も来ない。やはり1時間か。と我々は諦めて待っていた。
しかし、1時間たってもこなかった。再度、連絡をすると、向かっている車に連絡をしてくれて、
「近く迄来ております。あと2マイルです。」とのこと。これならあと5分程度でくるだろう。と待っていた。
ところが、こない。15分だってもこない。しかたがなくまた電話すると、またドライバーに聞いてくれて、「途中で何かあったらしく、パトカーが道をふさいでしまったため、迂回しているので、時間を取られていますが、もうすぐです。」という。その後、ドライバーからも電話があり、同じく遅れた理由を説明された。やはりここは英国。待ちの人生だと諦めて待っていた。
電話してから1時間30分後、ようやくレスキューの車がやって来てくれた。でかいトラックだ。ほお、万が一のために車も護送出来るんだ。これなら安心。よかった!!と安堵したのは、夜の12時だった。(つづく)

投稿者 lib : September 2, 2008 10:39 PM

コメント

食べて飲んだの?で運転?う~ん日本じゃ考えられない。此の頃、厳しくって、バレたら罰金すんごいですよ!!イギリスはそれ程厳しくないのかな?

投稿者 buon giorno : September 4, 2008 07:58 AM

はい、英国は、ある程度のアルコール飲んでの運転は許されています。おおよそ、成人でビール2パイント(約1リットル)。といっても、調べられた時に血液中にアルコール分が0.08%以下ということで、アルコールの分解能力が低いと、2パイントも飲めない訳で、なんでも自己責任の英国というわけです。まあ、これが怖いのですがー。
我々は、通常、ビール1パイント程度を飲み、あとはノンアルコールで過ごし、酒をすっかり抜いて(?)から運転しているつもりです。
ココ

投稿者 COCO : September 7, 2008 11:43 PM

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