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October 28, 2008
アメリカの大統領選挙 coco
あと1週間でアメリカの大統領の投票日。
英国に住む我々には、あまり関係ないが、もしかしたら、初の女性大統領、もしくは初の黒人大統領の誕生?なんて、今回はとても面白い展開で始まり、部外者の我々も結果を楽しみにしている人も多いのでは?。
先週 、ダーリンのアメリカの友人夫婦がロンドンにやってきた。彼らは年に1回は英国にやってくるので一緒に美味しい物を食べに行くのが恒例となっている。
今回も新しく出来たレストランを予約しておいた。このカップルは、どちらもハーバード大学の出身者だ。私もダーリンも出身校を重視するタイプではないが、この2人がそんな有名な大学の出身者でありながらも、気ままなミュージシャン生活をしている、その生活感がない所に興味津々。
食事をしながらふと見ると彼女のバッグに、今回の民主党の大統領候補オバマ氏のバッチを付けているではないか。「どうーしたの?」と聞くと、彼女は彼をサポートしてボランティアをしているという。今回の戦況は接戦らしい。どうしてもオバマ氏に勝ってほしいので、週末になるといろんな家を訪問してオバマ氏を支持するように頼んでいるそうだ。そう、週末を大統領候補のために費やしているのだ。
彼女は、相手方のマケイン氏が勝つ事がどうしても耐えられないという。その理由は、特に副大統領にあるらしい。ペイリン・アラスカ州知事を副大統領候補に選んでいるマケイン氏がもし勝ったら、そして70才を越え、持病を持つマケイン氏 に何かがあったら、彼女が大統領になるのよ。彼女がとても大統領としての仕事をすることは不可能だし、それにそうなったら、アメリカはお終りね。と説明してくれた。
日本も英国も直接選挙でないからここまで盛り上がらないけど、もしかしたら、自分たちが頑張れば、支持している人が勝つかも?という可能性があるアメリカならではの行動と発言だ。そして、今こうして自分がアメリカを離れてロンドンにいることが申しわけないと思っているそうだ。ここまで熱い気持ちにさせるものは、何だろうか?
ここでダーリンに意見を聞くと、アメリカの選挙はいわば祭りだという。その昔、渡米したイギリス人もその状況に驚いていたとか。特に今回はブッシュの政権が8年も続き、戦争もあり、そして、彼の始めの当選もなんだかグレーな感じだったし、国民のお祭りである大統領選挙を今度こそしっかりと取り戻したいのだろう。との答え。
そうか、祭りかー。
さあ、来週の祭り本番が楽しみだなー。
投稿者 lib : October 28, 2008 11:51 PM