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November 26, 2008

義理ママ孝行 (その2)

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チェックインの時間より前にホテルに着いたため、1つの部屋しか空いていないという。そこで構わないので、2人の荷物を置く事にした。
ママはパリに来たのがうれしいのか「私は42年ぶりにパリに来たのよー」とフロントの若い男に話している。「へえー42年ぶりか。僕の2倍の年齢だなー。」と化石をみるような目で眺められていた。
我々は、みんなと合流する迄時間があるので、近所を散歩する事にした。
部屋にはセイフティーボックスがあるので、そこに貴重品をいれることになり、英語のインストラクションをみて、試してみるママ。
しかし、何度やってもうまく鍵がかからない。そこで私もそのインストラクションを見ると、ママが見逃している項目を発見。そして、再度始めからやってみるとできたー。じゃあ、中身を入れてやってみようとトライしたが、なぜか出来ない。
なぜ??なぜ??やり方は同じなのに?ママは、何度も何度も繰り返し試してみる。ある時には、ちょっとゆっくりとした動きで機械のご機嫌をとるかのようにやってみるが、やはりできない。しかたがないので、フロントに電話したら、あとで見に来ますという。その代わりにもう1つの部屋も用意ができたので、お急ぎならそちらを使ってください。とのこと。
さっそくそこに移動し、セイフティーボックスを見たら、これがまったく違う機械。ママは、もう投げ出してしまったので、私が代わりに操作して鍵をかけた。うーん。結構簡単じゃん。なのに、ママはなんでできなかったのだろう。?????
ホテルから近いサンジェルマン周辺をブラブラして、ホテルに戻ると妹が到着していた。

妹が、デパートのギャラリーラファイエットに行きたいというので、早々に出掛けた。デパートに着くと、1時間の自由行動とした。それぞれ好きな所をブラブラすることになり、私は傘やバック、靴売り場を見て歩いた。そこでちょっと素敵なバックを発見したが、予算オーバーだ。むむっ、自由時間がもう30分も過ぎているではないか。残りあと30分しかないでないか。と焦る私。そう、まるで何か買わないと損した気分になって来ていた時に、結構可愛い靴を発見してしまった。はいて見るとなかなかいい。アッ、隣の女の子も同じ靴を履いて鏡を見ている。彼女に似合っている。「お似合いよ。」と英語で褒めてあげた。あちらは20代前半、私は、、、。しかし、自分が好きならいいのよ。とさっさと購入してしまった。やった!!あと5分残っているではないか。
ルンルンと、待ち合わせの場所に行くと、すでにママは到着していた。もちろん手ぶらで。
買い物袋を持った私を見つけ「何を買ったの?」と興味津々。いま買った靴を見せていたら、妹も到着。彼女も買い物袋を持っている。
よかった!!やっぱり女は買い物が好きよねぇー。と内心、同僚がいるようでうれしかった。
「何を買ったの?」と聞くと「シャンパンよ。ママの誕生日だから、みんなので飲もうと思ってね。」という妹。私は靴で、自分の物を買い、妹はみんなで飲むシャンパンを購入してきた。ワッーやられた!!!!!ああ、これで嫁の株もまた下がってしまっただろう。やっぱり浪費家の嫁とレッテルを貼られたのは、間違いがない。トホホ。
(日本に行くため次回より数回お休みします。再開は1月になります。ごめんなさい。)

投稿者 lib : November 26, 2008 01:12 AM

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