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August 04, 2010
英国の医療
なんていったって、日本人からは評判が悪いNHS。まあ、その気持ちはわかる。GPで予約をするのに時間がかかる、好きな病院にすぐに行けないとか、日本と違う点で不便さを感じ文句を言う人が多い。 しかし、緊急でかかった友人達は、口を揃えていうのは「この国の医療は、緊急になるとすごい威力をはっきするよ。」と評価は高い。それに、英国にいるとGPシステムの不便?さで、医者にいかなくなる。私は日本にいる時は、毎冬、喉を痛めて、耳鼻科に通院していたが、これに相当する機関に直接いけないせいか、最近は医者いらずだ。これで、いいことだよね?
最近のGPは、予防医学を大切にしているらしく、病気になる前に悪い芽を摘むように対処している感じがする。病気になったら医療費が更にかさむからだろう。太り過ぎの人には、ダイエットをすすめ、喫煙者のは煙草はやめるように話す。ちょっと具合が悪いと、検査もすぐにしてくれる。先日、たいしたことはないが,昔から調子がよくない箇所がちょっと悪化してきた気がしたので、専門医に会いたいとGPのドクターに頼んだ。快く対応してくれた。しかし、、、専門医からの手紙が3週間たってもこないので、GPに行き、受付で説明すると「手紙が3週間もこないのは普通よ。」なんて取り合ってくれない。よーし、私の気前のいいドクターに会うアポを取ろうと思ったら、今週はもういっぱいで、 翌週のアポは来週に月曜日以降にしか予約できないという。「わかったわよ、来週来るわ。」と帰宅した。翌日、専門病院より手紙が来た。「あなたは、まだ予約をしていないので、手紙をだしました。予約は、電話がWEBで行ってください。」そうか、すでに手紙は送られていたのだ。おそらくこれは、問題のある郵便関係のせいで届かないのだろう。(この話は、別の機会に!)
レターには、予約するためには、GPからの入力コードがいるという。コード??ってなに?あくる日、またGPに行き、コードNOをもらいにいくと、すでに私に手紙で送っているはずだけど、、、といいコードNOを教えてくれた。まだまだ郵便事情か、それともまだ未投函か、、、不明。
早速、もらったコードを入力し、ウェブで予約をしてみると、なんと2ヶ月先迄予約は取れない。ああ、これがなかなか予約がとれないっていうことだ。と思い、ともかく予約を入れた。さて、予約の数日前になると、なんと携帯にテキストが入った。「あなたの予約は、◯月◯日何時からです。もし、来れないのでしたら、連絡をくれるように。」と。すごい現代のテクノロジー?を駆使しているぞー。予約もウェブだし、こうして、リマインダーも送るんだ!と感心して診察にいった。9時30分という比較的早い時間に予約したのに、診察をしてもらったのは1時間後。診察の結果、ちょっと検査が必要だか、緊急性を要しないので時間がかかるわ。と言ってかえされた。2日後、手紙が届いた。診察してくれたドクターの名前と次回の検査は、17 Mayと書かれていた。えーっと今はAugustでしょう。Mayって5月。あれ、もう過ぎているじゃないの。え、、2011年。え、えええええ、来年の17MAYーーーーーー。
そして、追って来た手紙には、 「あたなの検査は、8月5日です。以下の病院に来てください」と書かれていた。検査は比較的早くできることになったが、おそらくこの結果とともに、専門医にあうのは、来年の5月になる。9ケ月前のデーターで診察してもらっても意味あるのかな? 明日がその検査の日だ。この疑問を投げかけてみるがどう対応してくれるかな? 英国の医療システム、やっぱこれでいいの?
投稿者 lib : August 4, 2010 03:07 PM