会計事務所

会計事務所の業務には、簿記、法人税申告、会計報告書作成、VAT関連業務、経営相談など法人関係と、個人の税申告、さらには、会社設立の際の登記の補助まで幅広くあります。

英国の会計士

英国の会計士は、ACAで公認のChartered Accountantと、ACCAで公認されるChartered Certifiedの2種類に分かれています。ACAの試験のほうが難しく、ACAの公認会計士のほうが、ACCAの会計士より重きを置かれています。

Non-domicile

英国では、私たち日本人のような外国人(Non-domicile)と英国人(Domicile)では海外で発生する所得に対する所得税の扱いが異なります。英国人は世界中で発生した所得に対し税金がかかりますが、日本人は、過去10年の税務年度中7年以上英国に居住していた場合は£3万(2012年4月より12年以上英国に居住している場合は£5万)または全ての海外所得に対する所得税を支払う義務があります。税法は複雑でさまざまな条件がつけられていますので、詳細は会計士に相談するといいでしょう。

事前に計画を立てることが外国人の特権を活用し節税する上で最も大切です。詳しくは、英国に住む日本人の税法に詳しい会計事務所に相談してください。

税金の還付

英国で働いている人で、税金の支払額が本来払うべき額を超えてしまった場合、税金の還付を受けることができます。これをタックス・リターン(Tax Return)といいます。受給資格に関する情報などは内国歳入庁(In­land Revenue)のホームページに書かれています。また、還付の申し込みもこのホームページからできます。
(www.gov.uk/government/organisations/hm-revenue-customs