救急病院

救急病院(A&E, Accident & Emergency)の救急外来へ直接行きます。ただし、当直医や看護師が緊急性を判断して順番を決めるので、待たされることもあります。症状の説明は、専門医の手配、診察順にも影響しますので、的確に伝えられるように最大限の努力をしてください。

それでも長く待たされるようなら「すぐに大事には至らない」と考え、落ちつく ことも大事です。

GPを通す

GPの診察を通して救急病院を紹介してもらう。ただし、GPの診察後救急病院に紹介してもらうまでどのくらい時間がかかるかが問題。

救急車

999をダイヤルして救急車を呼ぶ。999は救急車の他、警察、消防、救助などがあるので、必ず「Ambulance, please!(救急車をお願いします!)」と伝えます。患者のいる場所と症状、例えば胸痛(chest pain)、痙れん(convulsion)、心停止(cardiac arrest)など、落ちついてはっきりと正確に伝えること。病院では、症状で判断されるので、救急車で運ばれても優先的に診察されるわけではありません。

費用

救急医療の初期治療は、NHS国営医療サービスの範囲内です。GPでの継続治療には薬の処方料の支払い義務があります。途中からプライベート医療に切り替えることも可能です。

救急時に備えて、持病のある人はあらかじめ英文の診断書を用意しておくとよいでしょう。また、自分に関係のありそうな医療単語は控えておくと、いざというときに便利です。