和洋折衷のユニークなアフタヌーンティ

日本のプリンスホテルが、2019年ロンドン、マーブルアーチ駅近くにオープンしたホテルThe Prince Akatoki 。こちらは５スターホテルとして、日本と西洋のデザインや文化的要素を融合したコンセプトで展開しているという。ここでの Afternoon Teaがユニークということで食べに行ってきた。
ホテルのレセプションを通り一番奥にあるこの場所は、昼間は、カフェ、夜はウイスキーバーランジになる。ここでいただいた。

早速アフターヌーンティーを頼み、待っていると出てきたのがこんな感じ。

最初に目に入ったのがサーモンの握り寿司がトレーに入っていたことだ。しかし、もちろん Afternoon Tea では外せないスコーンやケーキもしっかりと入っている。

一体これはどんな中身があるのかな？？と見ていくと、、、

１段目は、『だし巻き卵』『照り焼きチキンバン』
２段目は、『たまごサンドイッチ』『炙りツナのブリオッシュのせ』『サーモンの握り寿司』
３段目は、『柚子クリームブリュレ』『いちごのメレンゲ』『セサミ＆キャラメライズド・チョコタルト』『抹茶ピスタチオケーキ』
４段目は、『フルーツとプレーンのスコーン、クロテッドクリーム＆ジャム』

悩むな。。何から食べようか。。。

最初はお寿司かな。ということでと『サーモンの握り寿司』を口にした。お寿司としてなかなか美味しい！出だし好調だ。そして、『だし巻き卵』に手を出す。こちらもだしが効いていて旨い。

そして、次に食べたのが『たまごサンドイッチ』。おお！、パンの柔らかさは、まさに日本で食べる食パンそのもの。しっとりとしていて、ソフト。いきなり日本にいるような錯覚を覚えるぐらいは日本の卵サンドイッチだ。

思わず嬉しい。。

次は、アフタヌーンティーとしては馴染みのないものに手を伸ばしてみた。『照り焼きチキンバン』これは普通かな？って感じ。

そして、『炙りツナのブリオッシュのせ』は、わさびのドレッシングと書かれているが、あまりわさびが前面に出ていなかったが、なかなかの美味。

塩気のあるものを食べ終わったので、ついに甘いものに突入していこう。
はじめに手を伸ばしたのは、お口直しも兼ねてスコーン。やや硬めの焼き具合だな。もう少ししっとり感がほしいなというと同席した友人は、これで満足とのこと。

そして、『柚子クリームブリュレ』をいただく。スプーン３口ぐらいのこのサイズ感がいい。食べた瞬間は、レモン味と思ってが、メニューを見ると柚子味。うーん。もう少し柚子の味が前面に出ていてもいいのかもしれない。

そして、『いちごのメレンゲ』を食べよう。見た目の色合いもよく可愛らしい。２口でパクッと食べ終わる。

パッションフルーツの味が爽やかで、ああ、美味しかった。と。
そのあとでメニューをよく見てみると『山椒いちごのメレンゲ』とある。山椒？？そんな味がしていたかな？？と写真を見てみると確かに苺の上に乗っているのはどうも山椒らしい。うーん。おそらく山椒の味は、パッションフルーツにかき消されてしまったのだろう。苺と山椒の組み合わせ、どんな味わいだったのだろうか。気になるな。。。

お次は、『セサミ＆キャラメライズド・チョコタルト』。うう、第一声としては甘〜い。。。キャラメライズされているからだろうが、甘すぎてこれは残してしまった！

そして、最後まで残していたのは、やはり抹茶。『抹茶ピスタチオケーキ』だ。
メニューには書かれていないが、マジパン味もして、かなり凝ったケーキだと思ったが、やや甘さが気になった。

確かに日本と西洋の融合で作られているが、ちょっと落ち着かない私がいた。

アフタヌーンティーに何を求めるかだが、私としてはエレガントさはやはり欲しい。
一番気になったのが、紅茶を土瓶や湯のみ茶碗で味わったことかな。これは日本人としては、あまりにもラフすぎる。何か別のものに変更してもらいたいな。と強くリクエストしたい。そして、もう少し日本っぽさを強く出したスウィートでもいいのかな〜？
今後に期待したい。