プレミアリーグの日本人プレイヤーと言えば誰を思い浮かべるだろうか?

昔であればレスター優勝メンバーの岡崎慎司、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司、またサウサンプトンでキャプテンを務めた吉田麻也などがいるが、そんな選手と全く引けを取らない、いやむしろそれを凌ぐ実力者が存在する。

それが、現在アーセナルのDFでプレーする冨安健洋だ。

昨シーズンは移籍してすぐに先発出場。チームの主力としてプレーし、チームが最下位から浮上する原動力となった。

しかし昨シーズン後半は怪我で離脱、今季も開幕にはベンチにすら入れない状況が続いていたのだが、そんな冨安がついに戻ってきた。

週末行われたリバプールとの一戦で、左サイドバックでフル出場した冨安は、エジプトの神モハメド・サラーとマッチアップ、何もさせることなくベンチに追いやり、アーセナルの3-2勝利に大貢献。

また、リーグが久々先発とは思えないスタッツも残し、主力としての存在感を存分にアピール。

公式によると、地上でのデュエル勝利7回、空中戦勝利4回、ボール奪取数7回、タックル2回とチーム最多を記録。

リバプールの右車線を全面通行止め、次に繋がる活躍を見せた。

怪我がちな冨安ではあるが、万全のコンディションの冨安は間違いなく世界最高峰レベル。

このまま日本人に夢を与えて欲しいところだ。