ロシアとウクライナの戦争を受け、先日チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏の資産凍結の話を先日アップしたばかりだが、今度はそのアブラモビッチ氏が中毒症状を訴えていることがニュースとなっている。

現在ロシアとウクライナの停戦交渉にて、このアブラモビッチ氏が非公式の仲介役を買って出たと噂になっているが、29日にトルコのイスタンブールで開かれた停戦交渉の会場でもその姿が捉えられていた。

英調査報道機関ベリングキャットによると、アブラモビッチ氏は非公式の停戦交渉に参加した後、毒を盛られたような症状を発症。ロシア側の停戦反対派による「脅迫」との見方が有力と見られている。

ただ、ロシアによる毒殺未遂は今に始まったことではない。これまでも何人もの反政権活動家が毒をもられた症状を発症し命を落としている。

2018年ここロンドンでも、元KGBのスパイで、その後反政府活動を行なっていたアレクサンドル・リトビネンコ氏が毒をもられ非業の死を遂げるなど、その活動は国内だけでなく、世界を舞台に行われているのだ。

そんな中このような仲裁活動を行っているアブラモビッチには尊敬の念を禁じ得ないが、何卒ご自愛いただきたい次第なのだ。