2024年という新たな幕開けと共に、アジアとアフリカという広大な大陸で熱い火蓋が切って落とされた。

それがサッカーでアジア最強を決めるアジア杯と、アフリカ最強決定戦のアフリカネイションズカップだ。

熱戦の舞台となっているのが、昨年W杯でドーハの歓喜を起こしたカタール、そしてアフリカはコートジボワール。

早速モウ・サラー率いる優勝候補のエジプトがまさかの敗退を喫するなどアフリカは波乱含みの展開だが、日本代表はグループステージでイラクに足元を掬われたものの、2位でノックダウンステージに駒を進めた。

まさに悲喜交々の大会ではあるが、この陰でも密かに熾烈な駆け引きが行われている。それが欧州5大リーグの戦いだ。

欧州はシーズンど真ん中。ちょうど後半戦が始まったばかりの大事な場面で、主力のアジア人選手とアフリカ人選手が根こそぎ抜けるわけである。

実際予備登録時点ではプレミアリーグからは実に44名ものアジア人とアフリカ人選手がリストアップされているともいわれ、全員が選ばれるわけではないにしても、各クラブ大幅な戦力ダウンは否めない。

このプレミアリーグでも、リバプールのモウ・サラーと代表キャプテンの遠藤航、アーセナルからは冨安、ブライトンからは三笘、そしてトッテナムからはチームキャプテンでもあるソン・フンミンが欠場を余儀なくされるなど、クラブにとっては全く嬉しくない悲鳴なのだ。

特に優勝争いをしているリバプールなどは大きな影響を受けるわけだが、アジア最強とアフリカ最強に歓喜する陰で、泣いているクラブは山ほどあるのかもしれない。

とはいえ、そんなことを言ったところで大会が終わるわけではない。

出るからには優勝。

日本代表にはそれだけを期待したい。