旧繊維工場を改装した美術館。

(日頃、自分の住む街ロンドンのミュージアムをご紹介していますが、時には遠出して、ということで、英国内の別の街や海外のミュージアムについてしばらく書いていきます)

早く次の都市へ移動したいと思いつつ、なかなか立ち去れないバルセロナ。それはとりも直さずここがとてつもない文化都市で、博物館・美術館の宝庫であるからにほかならない。市の南部にあるモンジュイックの丘は、高みからの眺めがすばらしいだけでなく、ミロ美術館、カタルーニャ美術館、植物園などが並ぶ、心豊かになれる体験のできる場所。その中でも、ひときわユニークな存在感を放っているのが「カイシャフォーラム」だ。ここはスペインのカイシャ銀行が文化活動の一環として運営する美術館。これまでダリ展、印象派展、アンリ・カルティエ‐ブレッソン展など興味深い展覧会を企画してきた。その内容のすばらしさもさることながら、何といってもここは建物のおもしろさがたまらない。

 

・・・続きは
清水晶子(ロンドン在住ジャーナリスト)の「ロンドンのミュージック&ミュージアム」でどうぞ。