空前の寿司ブーム。あちらこちらで手軽に買えるようになった日本食の寿司。 世界中どこでもそうだが、オリジル料理そのまま浸透していくものもあるが、その国での材料、国民の嗜好、製造者側のアイディアなどで、新しいスタイルがそのまま市場に残るものもある。

日本のピザは、オリジナルとはかなりかけ離れている味が多い。例えば、カレー味、照り焼き味、マヨネーズ味、韓国味、さらに餅やパイナップルのトッピングもある。生粋のイタリア人はこれをどう思うのだろうか?

さて英国での寿司は、どうなのだろう?と生粋の日本人が、寿司比較をしてみた。

まずは、一番手頃に買えるスーパーで販売している寿司から比較してみた。

今回、比較したのは寿司カウンターで作られているものではなく、棚に並んでいる寿司パック、握りと巻物の プライベートブランド(PB)

対象となったスーパーは、M&SSainsbury’s, TESCO,Morrisonsなお、WAITROSEには、PBブランドがないため調査対象外。

まず、気になるのが賞味期限だ。購入日から3日間OKだ。いくら冷蔵庫に入っていると言っても、生の寿司ならありえない。その理由がわかった。これは、追って説明しよう。


M&S £4.50

Sainsbury’s(わさびなし)£3.00

TESCO(生姜なし)£3.00

Morrisons £3.00

早速、比べてみよう。まずは握りからだ。エビとサーモンがどのブランドにも入っている。まずは、エビから比較。

左から M&S、 Sainsbury’s、Tesco、Morrisons

 

1つの皿に各スーパーのサーモンを並べてみた。

どうも同じ食材を使用しているようなので、エビの見た目はほぼ同じ。

早速M&Sから食べてみた。他に比べてご飯が大きめ。エビもそこそこのお味、寿司のご飯もいい感じ。

醤油もつけずに食べてみると、うん?何かいつものエビ寿司とは、味が違うぞ。

わさび??いや違う。どうもエビとご飯の間に何か入っている。早速、エビをご飯から外してみると、、、何かが付いている。

その部分をちょっと試食してみると何だか油っぽい。バター??いや一番近い味は、マヨネーズかな~??

商品の内容成分を見ると油と黄身と書かれているので、おそらくマヨネーズ的な味が一番近いと解釈した。しかし、これをエビの寿司つける理由は、何だろう。。

おそらくボイスしたエビだけだとやや淡白になるからと、味が足りないと思ったのかな?それともカルフォルニアロールからのヒントかな??

Sainsbury’sは、まずはご飯がパサパサで完全にご飯がたけていないような米の固さが残る。さらに寿司飯の酢の味が強く、また、甘さも気になった。

TESCOは、エビが綺麗だ。食べてみると、、、ここでもMSと同じくマヨネーズ系の味が付いている。ご飯はパサパサで今一つかな?

Morrisonsは、マヨネース擬は入っていなかった。そして、ご飯と寿司味はまだよかった。

エビの握りに関してだか、マヨネーズのような味付きは、好き嫌いになるのだか、我々はない方がいいと思った。寿司は、ごはんも大事な要素。柔らかくても、パサパサでも、固くてもダメ。その辺を考えるとこの4つの中では、マヨネースが付いているが、総合力で1位がMS、2位がMorrisonだ。

賞味期限が3日もあるので、ご飯が固くなるのは歪めない。できるだけ新しい日付のものを購入することはお勧めする。(To be continue…)